ドメイン取得健康法

社長:ネームサーバの整理をしていたら、ムラムラして来て久しぶりにまたドメイン2つ取っちゃいました。そのかわりというか、昨夜は飲みに行ってません。

開発:メンタル、フィジカル、お財布的にも健康によいですね。

経理:銀行からは引き落としのメールは速攻で来たのですが、いつもなら速攻で来るXSOから請求書は50分遅れでしたね。

社長:それで、あんまりメールが来ないので、迷惑メールフォルダに落ちてるのかなと見に行ったんです。実際、沢山落ちてましたが(笑)、この件に関するメールはなかったんです。

基盤:どうしちゃったんですかね?Googleにいじめられて衰弱しているとか。

開発:そもそもGoogleとかAmazonとかYahooがこういう美味しい商売に手を出して来ないのが不思議ではあります。やってるんですかね?それとも美味しくないのかな?

基盤:まあ、彼らにとってはマーケットが桁違いに小さいというのはあるんでしょうね。でも、Azureでは最近、すごくしょぼいドメイン取得機能を付けたみたいでした。

開発:どっかのサイトのアカウントとかページじゃなくて、れっきとしたドメイン名を持ちたいっていう欲求は普通の人にはあまり無いのかな?ドメイン名を持ってる人にしかできない認証方式だってありますよね。

社長:それで新しい発見をしたのですが、今回はドメインを申込んだ後に速攻(数分内)でネームサーバを設定しました。そうしたら速攻でその設定が有効になりました。受付通知とかが来るずっと前です。つまり、いつものように勝手に自分のドメイン名がXSOの宣伝用のサイトに向けられてしまったり、DNSにキャッシュされてしまうのを避けられたのです。

開発:何にしてもその、勝手に人の財産のドメイン名を使って自分ちの宣伝サイトに使うという行為、契約上どういう扱いになっているのか興味がありますね。

社長:まあ、買い物をする段階ではもちろん、検索して、選択して、支払いをポチッとするだけですので、その流れの中では自分がどういう契約の下にいるのかはわからないのです。ですが、最初に購入をする際にはサインアップをしたわけですから、その際に何か契約書を読んだ事になっているのかも知れません。

基盤:あと、他のレジストラに引っこ抜かれないようにする設定、あれをしたら割引してくれないでしょうかね?

経理:その件はいずれ調べて置きたいと思います。

-- 2020-0629 SatoxITS

humans.txt?

基盤:さっき新しいサイトのログを見ていたら、こんなのが出てました。

xxx.71.42.108 - - [29/Jun/2020:01:30:49 +0900] "GET /www/robots.txt HTTP/1.1" 200 531 "" "Go-http-client/1.1" 00.000+0.001:L:0-
xxx.36.52.37 - - [29/Jun/2020:01:30:50 +0900] "GET /www/humans.txt HTTP/1.1" 404 892 "" "Go-http-client/1.1" 00.000+0.003:L:0-
xxx.71.126.175 - - [29/Jun/2020:01:30:55 +0900] "GET /www/ads.txt HTTP/1.1" 404 886 "" "Go-http-client/1.1" 0*0.000+0.001:L:0-
xxx.71.38.71 - - [29/Jun/2020:01:31:10 +0900] "GET /www/index.shtml HTTP/1.1" 200 4152 "" "Go-http-client

開発:humans.txt ? www

基盤:User-Agent が Go だし、荒らしロボットでは無いように思えたので検索したら、humanstxt.orgというサイトがありました。

What is humans.txt?
It's an initiative for knowing the people behind a website. It's a TXT file that contains information about the different people who have contributed to building the website.

開発:これで何がうれしいのかピンと来ないですね。

基盤:さらに続けてこうあります。

Why should I?
You don't have to if you don't want. The only aim of this initiative is to know who the authors of the sites we visit are.

社長:著者情報を提供することの意義というのが説明されていないですね。そこが重要だと思うんですが。

開発:うーん… コンテンツ提供者が少ない自主運営的サイトなら役に立つのかな。まあふつう、about とかいうページにある情報のように思いますが。

基盤:humanstxt.org/humans.txt はこんな感じで。まさに人間向けのテキストですね。なんとなく、RFC の末尾の部分を彷彿とさせます。

開発:いわゆるクレジットロール的なものですかね。というか、これを見てわかるのは、スペインの人たちが始めたプロジェクトなんだな、ということですね。

社長:まあ私はウェブのコンテンツの部品ごとに電子署名するべきだという立場ですから、サイト単位のクレジットというのはいまいちピンと来ないのですが。確かに複数人の共同作業の場合、誰がどういうロールで関わったか、という情報があると有益なことはあるでしょうね。

開発:なんか人間くさいといか、カタロニア民謡がBGMに流れてそうな話です。

基盤:というかこういう情報、やはりサイト単位ではどうかなと。でもHTMLの meta でいいかというと、HTML以外はどうするのかと。データに内蔵させるのか、人間可読にするのかどうか、そういう話には広がりがあるんじゃないですかね。

開発:著者の情報だけじゃなくて、メイキングストーリーとか、コンテンツの裏の情報が、必ず同じ名前というか手段でアクセスできると良いのかも知れないですね。情報のフォーマットも適当にあったほうが良いと思う。

社長:ですが、嘘八百な著者情報書かれたらアウトじゃないですかね。ナイーブ過ぎるような。やはり、著者の電子署名が無いといかんと思うのですよ…

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